中華美食 小彩龍 の日記
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召しませ、お野菜!
2011.10.14
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日本を初めて訪れた中国人に、帰国後「食べ物どうだった?」と尋ねると、十中八九こう答えます。「いろんなものがすごく美味しかった。でも野菜が少なかった。」 もちろんちょっとした訪問であれば外食がほとんどなので、そういう事情もあるでしょう。 しかし、日本人の「一品はサラダが食べたいな」という以上に、中国人は必ずと言っていいほど野菜の炒め物を食べます。医食同源といいますが、食を通じての健康にかなり気を使っているというか。。。。なおサラダなどの生野菜は、火を通してみるとわかりますが、実はボウルいっぱい食べても野菜の量としてはごくわずかなものなので、そういう意味で野菜の炒め物にはそのボリュームで叶わない、野菜として食べたりない、と考えるようです。 一方、私が小学校の家庭科実習で最初に作ったのは「ほうれん草炒め」だったんですが、皆さんはどうでしたか?その際、「炒め物は、短時間でさっと火を通すので、野菜に含まれる栄養素が他の調理法に比べて多く残る」と教わったのを今でも覚えています。で、これはその後私自身が野菜の炒め物をささっと作るようになって、強く実感! もちろん栄養素がどれだけ残っているか、なんてわかりっこないですが、一口食べるともともとのシャキシャキ感は十分残り、火が通っている分だけ素材の味が浮かび上がり、そしてホントにボリュームいっぱい食べられる。 中華美食小彩龍では、そんなしっかり美味しい野菜炒めを、主にチンゲン菜、小松菜でお出ししております。ニンニク炒め、香り炒めは、さっぱりと風味を活かして、これだけでも十分御飯が食べられる立派なおかずになりますが、その他クリームソース煮も。。。 数え百歳で亡くなった私のばーさんが常に言ってました。「野菜さちゃんと食わねばいげねんだがらな!」(東北地方の方言まじりです。) 女性の美容にも欠かせないお野菜、どうぞがっつりとお召し上がり下さい。
